高配当株は利回りだけで選ばない|僕が銘柄選びで見ている6つのポイント」

前回の記事では、現在僕が保有している高配当株のポートフォリオを公開しました。

その中でも少し触れましたが、僕は高配当株だからといって、単純に配当利回りだけを見て買っているわけではありません。

僕自身、まだ投資を始めて長いわけではなく、企業の10年後、20年後を正確に予測できるほどの知識もありません。

だからこそ、**「将来を当てる」のではなく、「過去の数字を確認して、自分なりの基準を満たしている企業を買う」**という考え方を大切にしています。

今回は、実際に僕が高配当株を買うときに確認しているポイントを書いていきます。

① 配当利回りは3.5%以上を狙う

まず見るのが配当利回りです。

僕は基本的に、配当利回り3.5%以上を一つの目安にしています。

もちろん高ければ高いほど良いとは考えていません。

利回りが極端に高い場合、株価が大きく下落していたり、現在の配当を維持できなかったりする可能性もあります。

逆に利回りが低すぎると、高配当株投資をしている目的であるキャッシュフローを作りにくくなります。

そのため僕は、高すぎず低すぎない水準として3.5%以上を狙っています。

② 過去10年以内に減配していないか

僕が銘柄を選ぶときに特に重視しているのが、過去の配当履歴です。

基本的には確認できるところまで過去の配当をさかのぼって見ています。

その中でも僕は、直近10年以内に減配している企業は基本的に買わないというルールを決めています。

理由は、僕が高配当株投資に求めているものが、株を売って得る利益ではなく、長期的に安定して受け取れる配当金というキャッシュフローだからです。

どれだけ現在の配当利回りが高くても、業績が悪くなったときにすぐ減配してしまう企業では、僕が作りたい安定したキャッシュフローとは相性がよくありません。

もちろん、過去10年間減配していないからといって、これから先も絶対に減配しないとは限りません。

僕自身まだ投資初心者なので、企業の10年後、20年後まで正確に予測することはできません。

だからこそ僕は、分からない未来を無理に予測するより、実際にその企業が過去にどんな配当をしてきたのかを見るようにしています。

特に、景気が悪い時期でも配当を維持してきたのか、そして長期的に配当金を増やしてきたのか。

そうした過去の実績を確認することで、今後も安心して長期保有できそうな企業なのかを判断する材料の一つにしています。

僕にとって過去の配当履歴は、**「未来を当てるための数字」ではなく、「長期保有するための安心材料」です。

③ 配当性向70%以上は増配余力に警戒する

配当性向も必ず確認する数字の一つです。

僕の場合、配当性向70%以上を一つの警戒ラインにしています。

利益の多くをすでに配当として株主に還元している企業は、今後さらに配当を増やす余力が小さい可能性があると考えているからです。

ただし、70%を超えていたら絶対に買わないというルールではありません。

企業の特徴やその他の数字を見て買うこともあります。

ただ、その場合は大きな増配にはあまり期待しないという前提で考えています。

④ EPSは安定性と「配当の2倍」を見る

EPS(1株当たり利益)も確認します。

難しい将来予測をするというより、まず過去のEPSが安定しているかを見ます。

さらに僕が一つの目安にしているのが、

「EPSが1株配当の2倍程度あるか」

ということです。

例えば1株配当が50円なら、EPSが100円程度あるかを見るイメージです。

それだけ利益に余裕があれば、現在の配当を維持するうえで一つの安心材料になると考えています。

もちろんEPSだけで安全性を判断できるわけではありませんが、自分の中では重要なチェックポイントです。

⑤ 営業利益率は5%以上を目安にする

僕は営業利益率5%以上も一つの目安にしています。

営業利益率を見ることで、その企業が本業からどれくらい利益を生み出せているのかを確認できます。

自分の中では、本業でしっかり利益を生み出せる企業の方が、長期的に配当を維持・増配していく余力を持ちやすいと考えています。

そして利益を安定して出し続けることができれば、配当を維持しやすく、将来的な増配にもつながりやすいと考えています。

そのため、配当だけではなく**「その配当の原資になる利益をしっかり生み出せているか」**を見るようにしています。

⑥ 1セクターの配当金は全体の20%以内

最後は個別銘柄ではなく、ポートフォリオ全体のルールです。

僕は、一つのセクターから受け取る年間配当金が、ポートフォリオ全体の20%に抑えることを目標にしてしています。

現時点ではまだこの基準を完全に守れているわけではありませんが、今後の買い増しや新規投資でバランスを整えていくつもりです。

銘柄数だけ分散していても、同じ業種の企業ばかり持っていたら、本当の意味で分散できているとは思っていません。

例えば、あるセクター全体の景気が悪化したとき。

そのセクターに配当金が偏っていれば、複数の企業が同時に減配することで、自分が受け取る年間配当金にも大きなダメージが出る可能性があります。

僕が高配当株投資で作りたいのは、長期的に安定したキャッシュフローです。

だからこそ、株価だけではなく「どの業種から、いくら配当を受け取っているか」まで分散することを意識しています。

将来を予測できないからこそ、自分のルールを作る

僕自身、まだ投資初心者です。

企業の将来を完璧に予測することなんてできません。

だからこそ、

配当利回り3.5%以上
過去10年以内の減配歴
配当性向70%
EPSと配当金のバランス
営業利益率5%以上
セクターごとの配当金20%以内

こういった自分なりの基準を作って、一つずつ確認してから投資するようにしています。

もちろん、これから投資を続けて勉強していく中で、この基準が変わることもあると思います。

その変化も含めて、このブログに記録していくつもりです。

高配当株投資の目的は、短期間で大きく儲けることではなく、長い時間をかけて安定したキャッシュフローを育てていくこと。

今はそのためのポートフォリオを、一つずつ作っている途中です。

だから僕は、目先の株価に一喜一憂するのではなく、配当を受け取りながら少しずつ資産を積み上げていきたいと思っています。

※この記事は僕個人の投資方針・判断基準を紹介するものであり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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